「会社の同僚が嫌いで嫌いで嫌いすぎて殺したいぐらい辛い!」そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは世の中が思っているより非常に多く存在します。現に当サイトにも、「会社の同僚をこらしめる方法はないですか?」「上司を陥れる心理術はなにかありませんか?」などといった問い合わせがくることがあります。そんな悩みを抱える人が多くなってきているのも、現代社会の闇とも言えるストレスがこの現状を生み出しているのでしょう。
今回は、これで嫌いな同僚を撃退!手段は選ばない人必見、相手の陥れ方5選をクリップタイムしていきます。
手段を選ばない陥れ方と使用方法
「嫌いな同僚をどうしても陥れたい!」「大っ嫌いなあの同僚に仕返しがしたい!」そんな闘志を燃やすビジネスパーソンのため、今回は、日常使用厳禁のブラック心理術を公開します。
- あの野郎、絶対痛い目見せてやる・・・
- 私を敵に回すとどうなるかを分からせてやる・・・
そんなブラック根性をお持ちのあなたへの特別授業を始めます。
“うわさ”の威力で嫌いな同僚の評価を揺さぶれ
コンビニに並ぶ週刊誌の表紙には、一目で人の目を引くタイトルがズラリと並んでいます。
「あの人気女優〇〇、大失恋で過食症に!?仕事も手につかず契約解雇間近か!」
「芸能界一のおしどり夫婦、〇〇夫妻が電撃離婚!?」
といったタイトルがありますが、よくよく記事を読んでみると、実際は解雇でも離婚でもなんでもないことがわかります。
「休憩中に弁当を残した」だけの話が”大失恋で過食症”になっていたり、「妻のテレビ出演が増えた」ことが”離婚の危機”になっていたりします。ここまでくると、ほんの少しの話題をここまで大きなスキャンダルのように発展させる編集者を褒めたたえたくもなるほどですが、これと同じようなことは日常生活の中でも頻繁に起きています。
例えば、営業部長と経理の事務員が一緒にランチを食べているのを見かけたときなど、「さっき営業部長と〇〇さんが一緒にご飯食べてるのを見たんだけど」と同僚に伝える。これを聞いた同僚は、それをまた別の同僚に伝えるでしょうが、このとき話は正確には伝わらない。「営業部長と〇〇さんがお洒落なカフェで親しそうにしていたらしいよ」と、話はオーバーに表現されてしまいます。
その同僚は、また別の同僚に「営業部長と経理課の〇〇さんはデキてるらしいよ」と、さらにオーバーに解釈して伝えるといった具合に、話はどんどんどんどん膨れ上がっていきます。”うわさ話”というのは、とにかく伝わっていく過程でどんどん大げさになっていくものなのです。
この人間心理は、アメリカの心理学者が行ったこんな実験でも明らかになっています。
ローラ夫人に関するうわさ話をAからJまで10人の女性が、電話で次々に伝えていくという実験。
とうとうローラ夫人はこの世の人ではなくなってしまったのです。 |
たった10人の伝達が行われただけで、このありさまです。
このうわさ話の心理効果を使えば、嫌いな同僚を陥れることは簡単になります。例えば嫌いで嫌いでどうしようもない同僚Aさんがいた場合、彼女に関するちょっとしたうわさ話を流す。
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と話が広がらないとは限らないのです。そんなうわさ話が上司の耳にでも入れば、Aさんの印象は途端に悪いものになっていくことは間違いありません。
このように、嫌いで嫌いでどうしようもない同僚には、まずは周りからの印象を操作して孤立させましょう。あなたのその嫌いな同僚への憎しみも少しは発散できるはずです。
嫌いな同僚には自らダメになってもらえ
「仕事において、一番胸が忙しく難しい仕事は?」という質問に対し、ランキングトップの内容は、「社員をどうやってリストラするか」というリサーチ結果があります。社員をリストラするために、あの手この手で対策を施している企業も少なくはありません。
そんな企業が実践しているやり方のひとつに、辞めさせたい社員を陽も当たらない一室に移動させ、仕事は一切与えないというやり方があります。毎日その社員が行う作業といえば、せいぜい一日中新聞を読むことぐらい。
見方を変えれば、それで給料がもらえるのだからなんて楽なんだとも思えなくもないですが、これが一番リストラには効くのです。誰にも必要とされず、邪魔者扱いされて毎日を過ごしていると、だんだん自分が本当になんの取柄もない無能な人間になったような気がしてくるのです。それが耐え切れず、やがて自分から辞めていくようになるというわけです、企業にとってはこんなに都合のいい辞めさせ方はないでしょう。
ほんの少し前まで自信に満ちた働きぶりをしていた人でも、このような仕打ちにあうと自分は本当にダメな人間だと思ってしまうのは、「退行現象」という心理現象が起こっているからと言えます。
例えば、今までは一人っ子だった家庭に第二子が生まれたとき、親の関心はどうしてもその赤ちゃんのほうに向いてしまいます。そうすると、いままでは一人で着替えたりトイレに行ったりができていた上の子が、いきなりオネショをしたり自分で服を着れなくなったりしてしまうのです。
これと同じことが、周囲からダメ人間扱いされた大人にも起こるというわけです。嫌いで嫌いでしょうがない同僚には、この方法を使って無力化してしまいましょう。
まずは、
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この3つを続けるうちに、その嫌いな同僚は次第に自信を失い、やる気がなくなり、無力化していくでしょう。しばらくすると本当に仕事をする気さえ起きなくなり、勝手に自滅していってくれることです。
その嫌いな同僚が内向的であれば内向的であるほど、ストレスがどんどん溜まり、こちらの思うようにハマっていくことは間違いありません。
会議を活用して嫌いな同僚を黙らせろ
私たちが生活するこの日本は、民主主義国家のひとつです。この”民主主義”というのは、なにかと手間と時間がかかるものです。独裁国家に比べると、選挙や討論の時間があまりにも必要で、多くの時間とお金がかかります。しかし、それでもやはり民主主義に勝る制度はないわけで、心理学的にも、民主主義には他の制度にはないとてもいい長所があります。
一番の長所は、参加者の帰属意識が高くなりやすいという点。
人間は、討論や選挙など、意思決定の場に参加することで、その決定に対して責任感をもつようになる生き物なのです。
それを立証したこんな実験があります。
風邪の予防を題材にした内容で学生に集まってもらい、2つのグループに分ける。
その後の学生の行動を調査したところ、講演を聞いただけの学生よりも、自分たちで討論を行った学生の方が明らかに手洗いをよく実行していたのです。 |
この人間心理を上手く使えば、嫌いで嫌いで嫌いすぎる同僚をコントロールすることも可能になってきます。その道の偉い学者から一方的に「こうするべきだ」と言われるよりも、みんなで「こうする方がいいよね」と決めるほうが、その決めたことを守ろうという気持ちになりやすいのです。
なにかを決めるときは、その嫌いな同僚を必ず議論の場に参加させておくのです。そうすると、たとえ自分の意見は通らなくとも、その同僚はその意思決定の場にいたというだけで、表立って不満を言いにくくなります。この方法を使いこなせれば、いつも不平不満ばかり言っている嫌いな同僚を、意思決定のリード役にすることだって可能になってきます。
アメリカのルーズベルト大統領が行ったエピソードに、この心理効果を上手く活用した事例があります。
当時の州議会議員たちは、みな非常に職務に対する意欲が低く、様々な案件で議会の進行が滞っていました。そのとき、ルーズベルト大統領は、政府の重要ポストの人選を自分では行わず、全て彼ら議員たちに任せることにしたのです。 ただ、議会が推薦した議員が、自分が気に入らない者だった場合は、世論の反対を理由に却下するのです。そうして新たに人選を行わせ、最終的には全てのポストに自分の気に入る議員をつけたのです。 結局人選自体は大統領の思惑通りに決まったのですが、この方法を実行したことにより、意欲が低かった議員たちは、自分たちで重要ポストを決めたと ”錯覚” 。それ以降、議員たちは俄然やる気をみせていったというのです。 |
多少手間がかかるように思いますが、対象の関係者をより多く討論に参加させることで、反発を減らすことができ、その後の展開もスムーズに運びやすくなるのです。
嫌いでウザくてしょうがない同僚に文句を言わせないようにするには、何かを決定する場には必ず参加させるようにすることで、少しはあの口を黙らせることができることでしょう。
反対意見を封じ込めるワルの工作術
「ウェーブ」と聞くと、小学校の運動会やスポーツ観戦を思い出します。端の方から順番に両手を上げながら立ち上がり、立ち上がったらすぐに両手を下ろしながら座る。この動作を席の順番に沿って行うことで、遠くから見るとウェーブ(波)が起きているように見せるあの動作のことです。
こんなとき、そのウェーブに参加することに乗り気じゃない人が出てきます。「スポーツを見に来ているのになんで立ったり座ったりしなきゃいけないんだよ」「そんな小学生じゃあるまいし・・」と思っているわけですが、そんな気分の人も、いざ観客席が波打って自分の番に近づいてくると、周囲につられてついつい立ち上がることになったりします。
一緒に立ち上がらないと自分だけ浮いてるように見える、周囲から非難の目で見られる気がするからです。そういった状況の中では、本当はやりたくないのに、周囲に合わせて楽しんでいるフリをしなければならないという心理がはたらくのです。
このような心理効果は、こんな実験でも明らかになっています。
大学生を2つの教室に集めて、ある心理実験に協力してほしいと要請をかける。 このとき、
すると、サクラを仕込んでおいたクラスでは、用意しなかったクラスの倍以上の協力者があらわれたのです。周りのサクラが手を上げたので、かなりの数の学生がつられて手を上げてしまったというわけです。 |
この心理効果を使うことで、いつも反対意見ばかり主張する嫌いで嫌いでしょうがない同僚を自分の意見に従わせることも可能になってきます。
例えば、いつも反対意見ばかり述べる嫌いな同僚と会議に出席する場合は、その前に他の同僚に事前に手をまわし、自分の意見に賛同してもらうように根回ししておくのです。周囲がみんな賛成で、それにより会議がスムーズに進むような流れを作れば、反対したい同僚もなかなか自分の意見を言いずらくなります。
商品やサービスを売るときも、「この商品はこんなにも素晴らしいモノなんです」と説明したとき、あらかじめ根回ししておいたサクラに、「本当画期的だね」「使い勝手がよさそう」ってな具合に同調してもらう。そしてその商品を買ってもらえばついついつられて買ってしまう客がどんどん増えていくのです。
嫌いで嫌いで死ぬほど嫌いな同僚の意見を封じ込めるときには、このウェーブ方法がシンプルに一番効果があります。
嫌いな同僚も手玉に取れる!同調行動の心理を突け
私たち日本人は、横並び志向が非常に強い人種です。親は子供から、「クラスの子みんなが持ってるんだから買って」と言われれば、ついつい買ってやらねばいけない気になってくるし、会社の人間はみんな来るからあなたもくるよね?なんて言われると。「みんなが参加する飲み会なら行かないとマズいよなぁ・・」と思ってしまうものです。
多くの人間は、人と違ったことをしたり仲間から外れてしまうのが怖くて、つい周りと同じ行動をとってしまう生き物なのです。
こうした心理効果を検証したこんな実験があります。
3人の被験者に、光の自動運動をみせて、どれぐらい動いたかを報告させるという実験。光の自動運動というのは、暗闇の中に浮かぶ光をじっと見ていると、次第にその光が上下左右に動いているように見える現象のこと。その動いたと思った長さを報告してもらう実験です。 それぞれに光をみせた後、始めは3人を別々の部屋に入れ、動いたと思った長さを言ってもらいます。そのとき、3人はそれぞれ別々の長さを答えました。 ところが、次に3人とも同じ部屋に入ってもらい長さを答えてもらうと、始めに答えた意見とだんだん変わってきたのです。 始めに長かったと答えた人は、「いや、もう少し短かったような・・」と意見を変え、始めに短かったと答えていた人は、「もうちょっと長かったかもしれない」という具合に意見を修正し始め、最後は3人の答えが全く一緒になったのです。 周りと違う意見を言うのが嫌だ、という気持ちが、意見を変えさせていったのです。 |
このような心理効果を心理学では「同調効果」と呼んでいますが、これを理解していれば、嫌いで嫌いでどうしようもない同僚の意見をコントロールすることは意外と簡単です。
嫌いな同僚に対して、「その意見はみんなと違う、みんなはこう思ってるんだよ」ということを理解させればいいのです。
嫌いな同僚が反対意見を言いそうな場合に、先にその同僚がいないときに仮決定を下してしまいましょう。その後で仮決定事項を報告し、反論などしてくるようものなら、「あなた以外は全員賛成なんだけど」と言えば、その同僚はそれ以上反論はできなくなるはずです。
根回しをするときも、賛同してくれそうな人から順にスタートさせましょう。賛同してくれた人をある程度増やしたところで、その嫌いな同僚のところへ行き、「みんなはもう賛同してくれています」と伝えることで、その同僚からの賛同も得られやすくなります。
用法・容量を守らず思い切ってご使用ください
嫌いで嫌いで死ぬほど嫌いな同僚になら、こんな程度思う存分やっちゃっても大丈夫でしょう。
嫌いな同僚の居場所を無くし、嫌いな同僚に自らダメになってもらい、嫌いな同僚に黙らせて、嫌いな同僚を封じ込め、嫌いな同僚を手玉にとりましょう。
あなたの健闘を祈っています。