嫌いな上司は踏み台にしろ!相手を振り回して評価を上げる3つの小技

どんな会社にも、”嫌いな上司”は存在するものです。なこかとケチをつけてきたリ、極端に優柔不断で頼りなかったりと、”嫌いな上司”のジャンルは様々。なかには部下に対する態度がエスカレートし、パワハラで訴えられるなんてケースも珍しくはありません。「あいつを見返したい!」「いつかあの部長にギャフンと言わせてやる!」と日々熱い闘志を燃やしているサラリーマンも少なくないはず。

今回は、あんな上司もコロッと変わる!嫌いな上司は踏み台にして自分の評価を上げる3つの小技をクリップタイムしていきます。

うつけ
うちの上司もこんなんばっかり・・だから俺は万年平社員なんだよ。
きちょう
それはあんなに原因があるからでしょ・・・。
きちょう
とはいえ、嫌いな上司のストレスで伸びる成績も伸び悩んでいるサラリーマンって少なくないのよホント。こないだ大学の恩師から教わった上司対策を教えてあげるから、うつけも明日からやってみなさい!

嫌いな上司を振り回す3つの小技

嫌いな上司ランキングTOP3

  1. 部下に関心がないナマケモノ上司
  2. 部下の企画に期待していない踏ん反り上司
  3. 何事にも優柔不断な女々しい上司

とまぁ色んな上司がいますよね。そんな上司と毎日一緒に行動を共にしているだけで自分が落ちいぶれていきそうです。「こっちはこんなにやる気出してやってんのに上司があれじゃ上がる業績も上がんねっつんだよ!」と声が聞こえてきそうなほど、世の中の上司は嫌われています。

  • これって俺が悪いわけぇ・・!?
  • 嫌いな奴だけどあいつに認められたら出世早まりそうなんだけど・・・

そんな、正論でもしたたかな野望を燃やすあなたへの特別授業を始めます。

ナマケモノ上司には ”おあずけ効果” で好奇心に火を付けろ!

数あるバラエティ番組やドラマのほとんどは、次の展開になる前にCMに入るのが基本です。恋愛ドラマで、「衝撃の事実を知らせれた主人公が次にとった行動とは!?」ぐらいのときに「はいCMで~す。」となる。仮にそれまではつまらないと思っていた内容だったとしても、突然中断されると、なぜか続きが見たくなってしまうものです。

人間は、いきなり中断された情報には非常に強い興味を抱く生き物だからと言えます。また、そういった情報は、より記憶に残りやすいという特徴もあり、その効果を「セイガルニイク効果」と呼んでいます。

CMで中断されたときの前後のシーンは、CMを挟まずに見たシーンよりも妙に頭に残っていることが多いはず、CMの間に「やばっ!これ次どうなんの!?」と無意識に心待ちにしていることで、記憶に残りやすくなるのです。

この中断されるとなんだか知りたくなる現象は、生活の中にも頻繁に起こっています。

例えば、同僚とランチしているときでも、楽しく食事をしているときに、「そういえばさぁ、営業の〇〇さんと経理課の△△さんの話聞いたぁ!?」と言った途端「ごめん電話だ、んじゃ先に会社戻るね」と言われたら、急にその話の続きが気になったりするものです。次にランチに行ったときには、「こないだの話ってさぁ」と自分からその話題をふったりすることになります。

これを逆手に取ると、相手の関心を引きたいときは、全てを話すのではなく、途中で話を中断し、小出しに情報を与えるのが効果的だと言えますよね。CMなどでも有名企業が、「〇月〇日!世界が変わる!!」などとアピールし、その当日のCMでは「△△アプリ本日リリース!」と、たんに新作アプリのお知らせだったりすることがあります。これも、始めから「〇月〇日に△△アプリをリリースします」と宣伝するより、その情報を中断することで、ユーザーの興味を引こうとしている心理テクニックなのです。

なので、嫌いな上司にインパクトを与えて腰を上げさせたいときは、嫌いな上司が外出する直前に「部長、〇〇の件でお話があるのですが、外出のようですのであとで報告させてください」ってな具合に言っておきます。

すると、部長はその内容を聞くまで、「〇〇の件ってなんだろうな・・・」と気にするでしょう。場合によっては、「さっきの〇〇の件って何かな?」と上司の方から電話がかかってくるかもしれません。

そこでおもむろに、「実は・・・」と話すことで、その上司に与えるインパクトはより一層大きくなるのです。普段何気なく報告している内容も、この心理テクニックを使うことで、上司は、なんだか普段よりも大事なことのように思い込み、しっかり対応してくれることは間違いありません。

重大な報告で会社の利益になる発見なら、なおさら話は一気に話さず、中断することで、後から内容を全て聞いた上司に与えるインパクトは図り知れないものになります。なにやら凄いことを成し遂げたように感じさせることができるので、あなたの評価も自然と上がることでしょう。

嫌いな上司をこれ以上嫌いにならないためにも、この作戦でナマケモノ上司を操作してやりましょう。

うつけ
なるほどー、秘密主義がいいってことね!
きちょう
ちげーよ!!!

踏ん反り上司には先に大口を叩け!

営業マンにとっての腕の見せ所は、お客様の関心をいかに引くことができるかにあります。始めから興味がある人は問題ないですが、そうでない人にとって営業とはとてもウザいものです。「いま手が離せないんで・・」といってまず相手にしてくれません。

しかも、始めから興味を持っている人だけを相手にしていたら、その数はたかが知れています。そこで、興味を示さない相手の注意を引くためのテクニックが必要になります。そのテクニックが「アンチ・クライマックス法」です。

映画や小説では、話のもっとも面白い部分、クライマックスの部分は必ず最後の方にもっていきますし、それがストーリーを作るうえでの鉄則です。例えば、推理小説で、初めから犯人が分かっていてはなんの面白みもありません。最初に不可解な事件が起こり、なぜそうなったのか、誰が犯人なのか、動機はなんだったのか、読み進めていくうちにどんどん謎が深まり、やっと話の最後でその謎が明かされます。最後にきちんとクライマックスが待っているから、読者は安心してその小説を楽しむのです。

ただこれは、読者が初めからその小説に興味を持っていることが絶対条件です。興味をもってスタートするからこそ、効果のある手法なのです。また、読者は、推理小説はそういったものだと理解しているから最後まで付き合ってくれると言えます。

しかし、特に関心のない、知らない商品やサービスとなると話は違います。関心のない商品の話を聞くためにわざわざ時間をさいてくれる人はいません。そこで活躍するのが「アンチ・クライマックス法」になります。

「アンチ・クライマックス法」とは、話の一番面白い部分を、一番最初に持ってくるという手法のこと。ダイエット商品やニキビケアなどの商品によく使われている心理テクニックで、「夏までにマイナス5キロ!たった1か月で夢のくびれがあなたにも!!」てな具合に、その商品の最大の”ウリ”となる部分を前面にアピールする。痩せたいと思っていた人は、これに食いつき、商品の説明を聞こうという頭になるのです。

こうやって関心をわかせたうえで、その商品を使用するとなぜ効果的で、どういった部分が立証されていて、どうやって使うもので、値段はいくらなのか、といったところを順番に明かしていけばいいのです。

これは、あなたの嫌いな踏ん反り上司にも効果的です。部下の企画書や提案に全く耳を傾けないダメ上司でも、「これをやることでこのサービスの売上は確実に20%は上がりますよ!」と先に大きく結論から入るのです。するとダメ上司は「本当にそれができるならプレゼンしてみろよ」と言い出すかもしれません、そうなったら既に状況はこちらのものです。しっかりとその内容の、なぜ効果的なのか、なぜ20%も上がるのか、実際の作業はどうするのか、を具体的に説明してあげればいいだけです。

内容をいつ提案しても聞く耳を持とうとしない嫌われダメ上司には、始めに「それが本当なら俺にもプラスかも」と思わせるような一言を言い放ってしまいましょう。そうすれば嫌でも聞く耳をもってくるはずです。

嫌われる上司は、そもそも部下の企画に期待していない、部下の働きを認めていない、全て俺がやっていると思い込んでる。踏ん反り上司の特徴も大体こんな奴のことを言います。部下がいるから自分がいるのに、部下がやることを認めてやらないから嫌われるのです。そんな嫌われ上司には「アンチ・クライマックス法」を使って、先に目ん玉を飛び出させてしまいましょう。

うつけ
なるほどー、ビックマウスになればいいってことね!
きちょう
だからちげーっつんだよ!

優柔不断な上司には理由をつけろ!

人間は、「理由づけ」に弱い生き物です。理由づけがあるだけで人は強気になり、理由づけがないと弱気になるのです。この理由づけの”魔力”は日常生活のなかでも頻繁に出くわしています。

パート勤めの主婦が、前日残業で帰宅が遅かったことを”理由づけ”にして、翌日の子供のお弁当を冷凍食品で済ませてしまったりするのも、ひとつの理由づけです。また、犬同士が遊びたがっているということを”理由づけ”して、綺麗な飼い主と喋りたかっただけ。など、私たち人間はあらゆる日常生活の中で、この”理由づけ”に頼っている部分があります。

つまり、何らかの理由づけさえあれば、本来は行動に移しにくいことでも、結構すんなりできてしまうものなのです。

なので、判断を迷う嫌われダメ上司がまた迷っているときには、その行動を正当化する”理由”を与えてあげればいいのです。例えば、社員にとってはとても重要な2つの稟議書を提出するとき、また嫌われダメ上司は判断に迷うでしょう。そんなときは、「こっちの案なら部長の給料も上がるから奥様も喜ばれるでしょうね」と言って、経費は掛かるけど社員の満足度が高いほうをすすめる。自分のためだけならこんな稟議書は通せないと思っているダメ上司でも、「家族みんなのためだ」という”理由”があるだけで、その提案を通すでしょう。この場合「家族のため」「子供の将来のため」という”理由づけ”が、そのダメ上司の頭に浮かび、判断を狂わせ、経費のかかる方を選んでしまうのです。

これは、自分の考えた企画案と、同僚が考えた企画案で、優柔不断なダメ上司が悩んでいるときにも効果がありますね。とにかく「自分の方を選べば、あなたの周りにとってもこんな利点がありますよ」という一言をドンッと投げかけましょう。その一言で、上司の表情は一瞬で変わるはずです。この心理テクニックを上手く使えば、優柔不断な嫌われダメ上司が、もう判断に時間をかけることはなくなることでしょう。

うつけ
これうちの同僚が結構やってるかも・・・
きちょう
あんたのとこって意外やり手が多いのね・・

嫌いなら利用するぐらいが丁度いい

たとえ嫌いな上司でも、こちらの使い方によっては、あなたの出世を早める最大の踏み台になってくれるかもしれません。人間は感情がある限り、心理テクニックでいくらでも操作できる生き物です。そんな小技を少し持っておくだけで、相手のことを嫌いになる確率は減っていきます。なぜならその相手をこれから操作していくのはあなた自身だからです。

意のままに操るにはもう少し勉強が必要な方もいるかもしれませんが、この3つの小技がその第一歩になることは間違いありません。

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「新しいスマホビュー時代をつくろう」というのをコンセプトに、スマホでの見やすさ、操作しやすさにとことんこだわりました。