出世する人の共通点!相手の心を掴むあなたが知らない7つの気配り術

「あの人って凄く感じがいいよねー」「あの人って気配り上手だよねー」などと、「気配り」や「感じがいい」などは誉め言葉としてよく使われていますよね。気配りができる人というのは、いつの時代も周りからの評価が高いものです。

では、”気配りができる人”とはどんな人のことを言うのでしょか。

よく、「空気を読む」という言葉が使われるシーンってありますよね、”気配りができる人”、”気配りが上手い人”というのは、「その場の空気を読んで、相手の心を察して対応するのが上手な人」のことを言います。相手が緊張しているようなら、さりげなくリラックスさせる言動でその場を和ませたり、なにか相手にしてもらったら、些細なことでもきちんと感謝の言葉を添えたりと、なにかと周囲が見えている人といった共通点があるのが特徴ですね。

今回は、相手の心は溶かすことができる!出世が夢になる前に!あなたが知らない7つの気配り術で相手の心を骨抜きにする方法をクリップタイムしていきます。

うつけ
って言うけどさー、自分自身を変えることすら難しいのに相手の心を骨抜きになんてホントにできんのー?
きちょう
うつけの言うとおりだね、でもね、相手の心を骨抜きにしようとする努力が自分自身も自然と変えてしまうものなのよ人間って。これをマスターしてしまえば、仕事や人間関係が確実に変わっていくことだけは間違いないからしっかりメモってね。

出世する人がやっているあなたが知らない7つの気配り術

職場や仕事で人間関係や会社での立場、出世について悩みを抱えている人はとても多く、実際当サイトにもそのような問い合わせは非常に多く寄せられています。「上司とのそりが合わないけど出世は諦められない」「同僚とどうも波長がとれない」「どうしてあいつは評価されるんだろう」考え出したらキリがありません。

しかし、”気配りが上手い人”、”感じがいい人”は、実際そこまで何か特別なことをしているわけではありません。ほんの些細な一言、ちょっとした仕草で相手の心を掴んでいるのです。そしてそれを自然と体が覚え、無意識のうちに行動に出ている人もいるほどです。

  • 相手との関係をうまく築きたいだけなのに・・
  • なにか悪いことしたわけでもないのになぁ・・
  • 同僚に負けないためにはどうしたら・・

そんな悩みを抱えて毎日が辛くなっているあなたへ特別授業を始めます。

感じがいい人と思われたければ自分を捨てろ

なにも自分自身をに嘘をつけと言っているわけではありません。
相手と波長を合わせることは、人間関係を良好にしていくうえで非常に大事なことです。会話に限らず、「仕草」や「姿勢」を相手に合わせるといった気配りは、出世する人の共通点には欠かせないものになります。つまり、一目でわかる”同調”をするということです。

動作を相手に合わせるということは、「私はあなたを受け入れていますよ」というアピールサインになり、相手の緊張をほどくためには、このサインは非常に重要度が高いものです。

まずは「姿勢」です。
簡単ですが、相手が立っていたら自分も立つ。相手が座ったら自分も座る。これは本当に基本中の基本です。気を付けるポイントは、常に「同じ目の高さ」を心がけること。相手が座っているとき、こちらが立っているだけで相手を見下ろす構図となり、無意識に相手を見下しているような印象を与えてしまいます。そこで、下でも上でもなく、同じ目線でいる状況を作り出していくわけです。これは、年配の方に対しても、子供に対しても同様にトライしましょう。

そして、いざ話をするときは上半身の動作を合わせましょう。
相手がコーヒーを飲んだら、自分もカップに手をのばす。相手がうなずいていたら自分もうなずく。相手が手を広げて笑っていたら自分も一緒に笑う。

このように、まるで鏡に映っているかのように相手と同じ”仕草”や”姿勢”をとることを、「ミラーリング」と呼びます。このミラーリングの効果は本人が思っている以上のもので、人間は自分と似ている人間を好むという特徴があるため、同じ動作をとることで親近感や信頼感が増し、結果的に話もはずみ、より良い人間関係を築き上げることができるというわけです。

熟年夫婦やカップルは、このミラーリングが自然とできている人たちが多いです。好きな相手の動作や仕草は、自然と体が覚えてしまうのです。

ただ、意識的にミラーリングを試みる場合は、あまり過度なモノマネはやめましょう。相手が咳をしたら自分も咳をする。相手が頭をかいたら自分も頭をかく。などはわざとらしすぎます。「バカにしてんの!?」の一喝で試合終了です。

ですので、相手が頭をかいたら自分は自分の体の一部をさりげなく触ってみたり、相手が水のペットボトルに手をのばそうとしていたら自分は机の上のノートをめくる、などとあくまで動作のリズムを合わせる、というのがミラーリングをうまく活用するコツですね。

人間関係の悩みで夜も眠れない人は、明日の職場でちょっとだけこの心理テクニックを使ってみると、相手からランチの誘いがくるかもしれないですね。

うつけ
なるほどー、これ子供のころよくやってたね!
きちょう
でもあそこまで露骨なのはやめようね・・・。

座る位置でその場の空気は決まる!

レストランや会議室、家庭の食卓もそうですが、「座る位置」は知らず知らずのうちに相手の心を操っています。いままで何も気にせず場所を選んでいたあなたは、既に誰かに心を操られているかもしれません。

病院の待合室などで、面識のない相手が、他にも席があるのに自分の目の前に向かい合うように座ってきたとしたらどうでしょう。人間は知らない人と真正面に向かい合うと、なんだか緊張し始め、しまいには上半身が自然と後ろに引き気味になります。

これは、動物的本能による防衛策と言われています。真正面から敵に襲われても、致命傷にならないように無意識のうちに相手との間合いを取ろうとする行動です。そもそも具合が悪くて病院にいるのだから、病院で向かい合わせになった相手にいきなり襲われたらヤフートップもんですが、人間は相手の立ち位置に合わせて自然と攻撃態勢をとるようにできている生き物なのです。

仕事のシーンでは適度な緊張感はときに必要ですが、緊張しすぎて対立意識を芽生えさせてしまっては本末転倒です。

そんなとき、”出世する気配りが上手い人”は、わざとずらして相手の「斜め前」に座るという共通点があります。相手が緊張してしまっているような場面や相手が異性の場合は尚更そうします。

一般的に、もっとも緊張する位置は真正面、もっともリラックスする位置は横並びと言われていますが、いきなり横並びに座るのも変ですよね。なので、適度な緊張とリラックスを保てる「斜め前」を選択するというわけです。

また、同時に席に着くような場面では、まず自分が座ろうとしている席に手をかけ、「私はこの椅子に座ろうとしていますよ」ということを自然と意思表示してあげ、相手が座る席を選びやすいように気配りする。つまり今度は、先に自分の位置を仕草で表現しておくのです。

しかし、現実の場面ではあらゆることが起こります。とても外交的な人や、今日は絶対にこの契約を進めたいなどと意気込んでいる人は、むしろ真正面を好む傾向があります。そんなときは、二人を隔てるテーブルの上に書類や本などのモノを置くのです。実際に試してみると分かりやすいですが、置いたモノがクッションとなり、張り詰めていた空気も少し和らいでくるのです。

仕事のシーンなら、書類などでこのクッションを作るといいでしょう。プライベートなら、お茶や本などでカフェのテーブルを埋めてしまえば、この役割を大いに果たしてくれます。”気配りが上手い人”はこうやって人の位置関係や、モノで微調整しながら、リラックスと緊張のバランスをうまい具合に取っています。

例えば職場なら、
「やっぱり高橋さんと鈴木さんはいっつも意見が合わずに対立してるよね。。。」こんな状況があるならば、会議のときの席順を一度変えてみてはどうでしょう。二人を正面に座らせるのではなく隣同士に座らせる、嫌でも話す機会が増え、親密感が高まる位置なので、二人の辛い戦争を終わらせるきっかけとなり、その配慮が認められて、次のプロジェクトのリーダーに、なんてこともあるかもしれません。

うつけ
なるほどー、だからつねちゃんはいつもちょっとズラして座ってるんだねー!
きちょう
いや、あれはただの恥ずかしがり屋というか引きこもりというか・・
つねちゃん
・・・。

極度の緊張はこうやって溶かせ!

前項のように、姿勢やモノ・人の位置などで緊張を和らげることはできますが、相手が極度の緊張を保っているときは、さらにプラスαな気配りでそのガチガチに緊張している相手を溶かすことができます。例えば、新入社員や自分よりずっと年下の後輩などを相手にするときにはとても効果があります。

ポイントとなるのはやはり”姿勢”
どこから見てもガチガチに緊張している相手に対しては、こちらが姿勢をわざと崩し、相手の金縛りを解いてあげましょう。

人間の動作は人の心理を映し出す鏡です。緊張しきっている相手は、まず肩に思いっきり力が入っているので、上半身がが反り気味になり、手も足も硬く閉じた状態になっています。そんな相手をリラックスさせるためには、その真逆を自分がやればいいのです。

肩を楽にして手足も軽く開いて楽にします。手は自然に膝の上に置いたら膝は少しだけ開き気味にします。上半身は多少前傾姿勢になっても構わないので背筋を伸ばします。女性の場合は膝を開いていたら少々問題ですが、とにかく全体的に力を抜き、気持ち「オープンな姿勢」を心がけましょう。話を進めるときも、少しばかり大げさに手を広げるなどしてみることで、相手にもこの波長が伝わり、極度の緊張が緩和されていきます。

逆に腕組みなどをして反りかえるように座るのは、相手に対し「拒絶」を連想させる姿勢になってしまうので緊張した相手をみるみる鉄の塊にかえてしまうので気を付けましょう。

人間は、こちらが体をラクにすれば、相手の心はラクになり、こちらが心をオープンにすれば、相手もだんだんオープンになる生き物です。

「自分ではそんなつもりはないのにどうも周りに距離を置かれてる感じがするんだよなぁ」なんて辛い悩みを抱えているあなたにはモッテコイの心理テクニックかもしれませんね。

うつけ
なるほどー、んじゃいつもきちょうがやってる腕組はやめた方がいいね!相手を緊張させちゃうからね!
きちょう
うるさい。

飲み会に遅れた人には「パス」を出せ

飲み会の席に遅れて行ったために、なんだか取り残された気分になりその場の会話にも溶け込めなかったことはないでしょうか?飲み会開始から1時間ほど遅れて到着したとき、すでに周りは顔を赤くしてヘラヘラ、いきなり爆笑の渦が巻き起こってもなんの話題で笑っているのかも分からず、一人シラフな自分だけの淋しい空間が生まれてしまいます。

そんなとき、”気配りが上手い人”がいると救われますよね。

毎月の定例飲み会、先輩のHさんは毎回その場を和ませてくれます。誰かが遅れてやってくると、すかさず「お疲れさま!」「〇〇君、なに飲む?ビールがいい?」と率先して注文を取ってくれる。なにかの話題で盛り上がっていたときは、「いま課長の〇〇さんが××したときの話をしててね、〇〇さんって△△なんだってさー!」と、その内容を遅れて来た人にすかさず伝えてくれる。子供のときの夏休みの宿題が話題になっていたら「〇〇君は小学校の夏休みの宿題って覚えてるー?」といった具合にとにかく話をふってくれるのです。

そうすると、その瞬間からその場の主役は遅れてきた〇〇君となり、シラフであっても取り残されて淋しい思いをすることは無くなります。”気配りが上手い人”がいる飲み会は、こうやっていつのときも一致団結して盛り上がることができるのです。そこに会社の上司もいるのなら、この共通点を上手く使うことで、出世への近道となることは間違いありません。

うつけ
なるほどー、こういう人って子供の頃もいたよねー!
きちょう
その通り、あの時のこういう感覚ってやっぱりすごく大切だったりするんだよねー。

アフターフォローが未来を決める

自分が引き合わせた相手同士が意気投合し、その後頻繁に接触していることを偶然耳にするような場面があります。
「〇〇さんと△△さん、最近よく一緒に遊んでるよねー」
「〇〇さんと△△さん、今度一緒に仕事するらしーよ」
そんなとき大抵の人は、「えっ・・そうだったんだ・・!?聞いてなかったなぁそんなこと。」と、少し疎外感を覚えるのではないでしょうか。中には、「っんだよ!こっちになんの報告もねーじゃねーかよ!」と不快感を前面に出す人もいるでしょう。

仕事もプライベートも、お互いに初対面の人同士を紹介する機会はよくあります。紹介される側にはあなたも一度はなったことがあるはずです。これによって人脈が広がり、その後の発展に繋がるのならとてもいいことですが、紹介された者同士が新たにビジネスを始めたり親しくなったりするような場合には、その紹介者に報告するというアフターフォローを絶対に忘れてはいけません。日本人がいつの時代も大切にしてきた「筋を通す」という気配り術です。

「そんなのは当たり前のことだ」と思ったかもしれませんが、この「筋を通す」ことができないために、人間関係を悪化させてしまうビジネスマンが想像より多いのが現状です。

アフターフォローを怠れば、新しい人脈は増えても古い人脈は消えていくばかり、仕事がらみでお金が絡んでいたらなおさら人脈は減るばかりです。「調子のいい奴」と思われて試合終了です。

あたなが誰かに紹介された相手と何かの縁で関係が発展したのなら、その紹介者に必ず、「先日ご紹介いただいた〇〇さんと新規ビジネスでご一緒することになりました。ご紹介いただき有難うございました。」「この間△△さんと会ってきたよー!紹介してくれてありがとー!」などと必ず一言報告をいれましょう。

そして機会があれば今度は自分が紹介者になって誰かと誰かを繋いであげる、紹介の流れが一方通行にならないように気配りすれば、人間関係は自然と上手くいくようになります。実際に出世する人のほとんどがこれをやっています、同じ共通点がある者同士の紹介が上手くいけば、ビジネスチャンスも広がるというものです。

うつけ
あー、そういえばこないだ紹介したイエヤス君とどうなったのー?
きちょう
やべっ・・・!

相手の機嫌はネタで見極めろ

話相手の機嫌を損ねないというのは、ビジネスマンにとって最低限守らなければならない気配りですよね。しかし、ひょんなことから口を滑らせてしまい、相手に不快な思いをさせてしまうビジネスマンも少なくはありません。

会社の上司との帰り道、電車の中、別に怒られているわけでも何でもないのに”あの耐え難い沈黙”は一度は経験があるはずです。そんなとき、大きな助け舟を出してくれるのが「ペット」の存在です。あなたの上司がペットを飼っているのなら、”あの耐え難い沈黙”に入ったとき、「ペットのネタ」は今か今かと出番を待っています。

そして上司が気持ちよく自慢のペット話を語りだし、「ほ~らこれウチの〇〇」などとノロケ面で写真でも見せてくるようなものなら勝負あり。あとは「へぇ~そんなんですねー!」と話が聞けてあたかも嬉しいかのように自分史上最大の満面の笑みで答えてあげましょう。そのとき「うわぁ~ほんっとカワイイですね!ナニちゃんですか?」を忘れないように。

こういった日々のちょっとした上司のペット愛がわかったところで、次はペットの名前を時々使いましょう。「ガンモちゃんとチクワちゃん元気してますか?」「もうマサオくんはずいぶん大きくなったんじゃないですかぁ?」てな具合に時おり声をかけてみるのです。そのさり気ない一言に、上司の眼がキラリと輝いたらもう出世というオリンピックへの切符は手にしたも同然。「いや~最近食べ過ぎちゃってもうマツコって名前に変えようと思ってるんだよー」「うち猫もいるから毎日がお祭り騒ぎでねー」と近況報告してくれる可能性はグンとあがります。

出世する人の共通点として大事なのは、”あえて「ペットの名前を覚えてさりげなく使う」”ということ。

相手と対面している状態の場合、特別名前を呼ばなくても相手の伝えたいことは伝わるし、自分の言いたいことも伝えることができるでしょう。しかし、高級ブランド店などに何度か足を運ぶと、高い確率で「いらっしゃいませ、〇〇様」と名前で呼ばれることがあります。これは、あえて「〇〇様」と名前で呼ぶことで相手に特別感を与えることができる心理テクニックなのです。人間は、自分のことを名前で呼んでくれる相手に好感をもつ傾向があります。名前で呼んでもらうことで、「大勢の中の一人」ではなく「私」という個人が尊重されている感覚になるのです。

上司のペットも例外ではありません、あえてペットの名前を使って会話をすることで、相手が自分に抱く親密感は格段に上がります。この方法を使って、上司や取引先との関係性を深めていくこともできるでしょう。

ただ一点注意が必要なことは、「家族や子供」に対しては例外だということ。実際の家庭事情というものは、そう簡単に相手にオープンにする人は多くはありません。子供が小さいときならまだいいかもしれませんが、今は子供も大きくなって反抗期、「ウザい!!」などと家の中では冷たく接されているかもしれません。夫婦関係についても同じこと、結婚生活数十年ともなると、いまや夫婦の中は冷めきっているかもしれません。そんなときに、「そういえば〇〇ちゃんもう高校三年生ですよねー!」「奥さんとの結婚記念日はどこかにいかれるんですかー?」などと、あえてトドメを指すようなことを言ってしまったころには、すでに手にしかけていた出世というオリンピックへの切符は「やっぱりお前は・・・」といってどこかに去っていくでしょう。

でもペットは違います。奥さんや娘が上司をいくらウザがっても、いくら煙たがっても、ペットだけは上司のことを裏切りません。なので、「ガンモちゃん・・・」「チクワちゃん・・・」とやって差し障りがないのです。この共通点を自分のテクニックにして相手との人間関係を築き上げることで、出世への道は切り開けるかもしれません。

うつけ
なるほどネー、これは分かる気がする―!名前で呼ばれるとうれしいもんねー。
きちょう
特に相手の身近な人やペットに対して使っていくのがこの心理テクニックのポイントだねー!

相手を褒めるなら直接はやめておけ

日本人は相手を褒めるのが得意ではありません。特に面と向かって褒めるのが上手い人は珍しく、ついつい言葉が上滑りしてしまう人もいるほど。そんなことではせっかく褒められた方も、なんだか反応に困ってしまうものです。

しかし、人間は相手に褒められるのが非常に大好きな生き物です。これだけは間違いありません。それほど大好きな誉め言葉ならできるだけ効果的に使っていきたいところですが、出世する人に共通しているのは、面と向かって褒めることはあまりない”ということ。相手から褒められるときは大きく分けて二通りあります。

  1. 面と向かって、直接褒められる
  2. 他の人を通じて間接的に褒められる

①は、上司から直接「〇〇君頑張ってるねー!その調子!」なんていった褒められ方。
②は、「〇〇部長が君のこと褒めてたよ、あいつはホントに仕事頑張ってるって・・」と自分と部長のことを知る他の人物から聞く褒められ方。

褒められるということ自体嬉しいことですが、人間の心理としては②の褒められ方ほうが断然嬉しいはず。心理学の研究でもすでに明らかになっていることですが、人は間接的に褒められたときに、最も喜びを感じる生き物なのです。間接的に褒められる”遠隔褒め”のいいところは、同じ誉め言葉でも格段に真実味が増すという点。

「そうかぁ、〇〇部長は自分のことをちゃんと見てくれていたんだ。わざわざ人事の△△さんにそのことを言うくらいだから、本当に認めてくれているに違いない。もしかすると上層部にも僕の仕事ぶりを伝えてくれていたりして・・!?」とこんな具合に余計な妄想まで膨らむほどです。

実際に出世する人にある共通点には、この”遠隔褒め”の心理テクニックは必ず入ってきます。気配り上手な人ほど、あえて遠隔褒めを使う傾向が強いです。

部下を褒めたいときも、本人には直接伝えずに、その誉め言葉を本人に伝えてくれそうな人にわざと伝えるのです。「〇〇さんは本当によく頑張ってるよ!とても期待できるね!」と、話好きで宣伝力があるような人物に言うことで、しばらくするとその人から本人に情報は伝わっていくでしょう。そしてその誉め言葉を間接的に受け取った本人は溢れんばかりの喜びに浸り、「よしっ!期待に応えられるように今日も頑張ろう!」と一段とまた仕事に精を出すのです。もしあなたが普段相手を褒めるような人でないのであれば、尚更間接的に誉め言葉を受け取った相手は喜びが倍増することでしょう。

人を動かすとは、こうやって動かすのです。周りにいる出世する人の共通点は、仕事の出来不出来はもちろん加味される部分ですが、一番の要因は、この7つの心理テクニックを上手く使って、相手からの自分に対する印象を格段に上がるように操作しているのです。

うつけ
なるほどー、だからきちょうはいっつも俺のこと直接褒めないんだね!
きちょう
あんたには褒める部分がねーんだよ!

あとは試すだけ、効果を実感してください。

そのやり方がわかっていないだけで、人の心は誰にでも操れます。ひとつひとつの心理テクニックを駆使することで、相手から”あの人って感じいいよねー”と言われる状況を作り出し、それを感じた環境が出世への道を切り開いてくれることだってあるでしょう。必要なのは意識してやってみること、その一歩が、あなたの未来を大きく変えるターニングポイントになることは間違いありません。

新作!究極のモバイルファースト
WPテーマ「ストーク」

「新しいスマホビュー時代をつくろう」というのをコンセプトに、スマホでの見やすさ、操作しやすさにとことんこだわりました。